【潤肺(じゅんぱい)】
全身の水分代謝を調整する「肺(はい)」を潤して、活性化するとされている食材。
肺が潤うと肌も潤うと言われています。
ゆり根
お正月の縁起ものとして調理することが多いゆり根。乾燥させたものは、百合(びゃくごう)という生薬として、更年期やヒステリーのお薬として使われます。
また、全身を潤す働きも強いと言われています。火を通すとほくほく甘くておいしいだけじゃなく、そ...
落花生
流通している落花生の90%は海外産で国内産の70%は千葉県からのもの。千葉県では11月11日をピーナッツの日としているそうです。
主なはたらき
・胃腸の働きを助けるので消化不良や食欲不振によい
・肺にもよく慢性の空咳に効く
山芋 やまいも
薬膳教室の先生が「畑のステロイド」って呼んでいたくらいパワーのある食材です。主に滋養強壮や虚弱体質改善に良いといわれています。一度に沢山食べるのではなく、少しずつを毎日食べるの方が効果があります。
みかん
日本の冬はみかんとおこた!というのは常識ですが、意外や薬膳の中でもメジャーな食材のひとつです。みかんの皮を乾燥させたものは陳皮(ちんぴ)と呼ばれ、体を温める生薬として必須の食材。お風呂に入れて入浴剤にして利用するのも有名ですよね。
くわい
おせり料理にかかせない、というかおせち料理くらいでしかお見かけしない野菜、くわい(慈姑)。芽が上に向かって伸びることから、出世祈願の縁起ものと言われています。私は大好きなので、毎年欠かさず作ってます!レンコンのように、水田の泥の中で育ちます...
りんご
アダムとイブも食べていた果物リンゴ。発祥はイメージ通りのヨーロッパで、日本で本格的な栽培が始まったのは明治時代だそうです。風邪を引いた時に食べたすりおろしリンゴ、美味しかったな。
レンコン
ほくほく美味しい蓮根は、肺を助ける効果が高く、生のもののしぼり汁をお湯で割った蓮根汁は風邪、喉、喘息によいと言われています。プロのシンガーさんも蓮根のしぼり汁を愛飲しているそうですよ。
白きくらげ
白きくらげとは、黒きくらげと同様にキノコの一種で、薬膳料理の中では特に肺によい食材としてメジャーな食材です。
育ち方や見かけなども黒きくらげと似ていますが、学術的には別の種類になります。
中国では、古くから不老長寿の薬として珍重されてい...
柿
秋の果物の代表格の柿。漢方のなかでも特に効き目が強い植物とされています。
葉っぱは、お茶にしえて高血圧に。果実のヘタは、柿蒂(してい)と呼ばれしゃっくりや咳止めに。干し柿の表面の粉は柿霜(しそう)と呼ばれ、咳やのどの痛み、口内炎の時に処方...
いちじく
旧約聖書にもでてきちゃう果物がいちじく。人類との付き合いの長い果物です。小さいころ住んでいた板橋区の家にはいちじくの木が生えていて、窓を開ければいちじくの実が食べられました。いい時代でした~。